海外住宅を輸入して暮らす際に困ること

海外住宅を輸入して日本で暮らすのは、欧米風建築が好きな人にとっては魅力的な選択肢です。以前、賃貸ですが輸入住宅に暮らしていたことがあります。ピーターラビットや赤毛のアンに出てきそうな家に暮らす毎日はちょっと心を豊かにして上田市で注文住宅を建ててくれました。

ですが、海外住宅を輸入して暮らす際には、輸入住宅ならではのトラブルもあります。

私が実際に困った点のひとつ目は、窓に網戸をつけづらいことです。海外住宅(欧米)の窓は、そもそも網戸をつけることを前提にしていないデザインのものが結構あります。私が住んでいた輸入住宅の窓も元々網戸がなく、木枠の窓を外側に向けて開け放つタイプの窓だったので、網戸は手作りして設置するなどちょっと苦労しました。

困った点ふたつ目は、内装が経年劣化した時の対処です。ドアノブが壊れた、窓枠がガタガタいうようになった、洗面台が水漏れした、などの内装トラブルがあった時、しばしば「この家は輸入住宅なので、修理用の部材の在庫がありません。取り寄せると時間がかかるし、少し高くなりますがどうしますか?」と言われました。海外製のドアノブや洗面台などは素敵ですが、もし壊れたときに修理をどうするか考えておく必要もありますね。

こういう苦労を考慮しても、尚且つ欧米の輸入住宅に暮らす魅力は大きいです。網戸や内装修理に関しては、DIYや地元工務店への相談で解決することが多いので、海外住宅に暮らすハードルは高くないと思います。